50代女性の体がだるい原因と対策。セルフケアの方法も解説

50代女性の身体がだるい原因は?

50代女性の多くの人が「朝から体がだるくて、やる気が起きない」「寝ても疲れが取れずに、体が重い」という不調に悩まされています。

これは単なる年齢のせいではなく、女性ホルモンの影響や自律神経の不安定さなど、さまざま要因が複雑に絡み合っているのです。

この記事では、50代女性の体がだるいと感じる主な原因を解説し、その対策とセルフケア方法をご紹介します。

体のだるさを改善し、いきいきとした毎日を取り戻すためのヒントを見つけてみてください。

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この記事の監修者:カラダの学校代表 氏原 大貴

理学療法士など5つの資格・認定を習得。業界を10年以上を経験し、「のぞみ整体院」を6店舗運営。

自分のカラダを自分で治せる人を増やしたいという想いから、店舗で提供するだけでなく、オンラインという環境を活かして全国へ情報を届けようと決意し、カラダの学校を開始。

「まず自分で治してみる」を第一選択にし、身体の辛さから楽になる人がひとりでも多くなるよう活動を行っている。


目次

50代女性の体がだるくなる主な原因6つ

50代女性の体がだるくなる原因は、主に以下の6つです。

  • 更年期障害の症状
  • 自律神経の乱れ
  • 睡眠不足による生活習慣の乱れ
  • 仕事や家庭での精神的ストレス
  • 姿勢が悪いことによる症状
  • 潜在的な健康問題

それぞれの原因について、詳しく解説します。

更年期障害の症状

50代は多くの女性にとって更年期にあたります。

この時期、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が急激に減少し、さまざまな身体的・精神的不調が現れます。体のだるさや疲れやすさもその一つです。

ホルモンバランスの乱れは、体調を整える自律神経系にも影響を与え、疲労感や倦怠感、のぼりやほてりなどの症状を引き起こします。

また、女性ホルモンの減少により筋肉量が減少し、代謝が低下することも体のだるさの原因になるでしょう。

自律神経の乱れ

自律神経系は、体の恒常性や機能のバランスを維持するために、体が自然にコントロールしてくれる神経であり、生命活動に対して重要な役割を果たしています。

50代になると、ホルモンバランスの変化や仕事や家庭などのさまざまなストレスにより、自律神経の乱れが生じやすくなります。

自律神経は自分の意思でコントロールできるものではなく、一度乱れてしまうと心身の不調を来しやすくなるでしょう。

具体的な症状として、体温調節や血行、代謝などに影響が出て、体のだるさを感じやすくなることがあります。

睡眠不足による生活習慣の乱れ

50代女性の多くは、仕事や家事、育児や介護などの負担が大きく、多くの役割を担っています。

そのため、不規則な生活が続いていたり、十分な睡眠時間を確保できなかったりという生活を送っている人が多いでしょう。

睡眠不足は日中のだるさを引き起こすほかにも、体の回復を妨げ、慢性的な疲労感やだるさにつながります。

また、更年期障害の影響で睡眠の質が低下することもあり、さらに不調が悪化する恐れもあるのです。

仕事や家庭での精神的ストレス

50代は仕事でも家庭でも重要な役割を担う時期です。責任の重さや人間関係のストレス、家族の健康問題など、さまざまな精神的ストレスにさらされています。

このストレスが蓄積されると、体のだるさとなって不調が現れることがあるのです。

また、強いストレスは自律神経を乱す原因となります。睡眠の質低下や意欲低下などが起こり、さらに体のだるさが続くといった悪いサイクルが起きてしまうでしょう。

姿勢が悪いことによる症状

身体の痛みの原因については動画も参考にしてください

スマートフォンの長時間使用やデスクワークの増加、加齢による筋力低下により、姿勢が悪い人が多くいます。

長時間続く悪い姿勢は、首周辺の筋肉に余計な負担がかかる状態です。血行を悪くし、体のだるさを引き起こしやすくなるため、正しい姿勢で過ごすことは大切といえます。

姿勢の悪さをそのまま放置していると、首や肩のこり、腰痛、頭痛、めまいといったさまざまな不調をきたしやすくなるでしょう。

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潜在的な健康問題

体のだるさが続く場合、潜在的な健康問題が隠れている可能性があります。

バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患、貧血、膠原病などは、50代女性によく見られる病気の一例です。これらの病気は、症状として体のだるさを引き起こすことがあるため、症状の程度には注意しましょう。

疲労や倦怠感は体が発するサインであり、長期間にわたり改善しない場合や日常生活に支障をきたす場合は、病気が隠れている危険があるため、早めに医療機関を受診してください。

体のだるさを改善するための対策

体のだるさを改善するためには、日常生活において以下のような対策を取り入れることがおすすめです。

  • 生活習慣の見直し
  • 食生活の改善
  • 姿勢の改善
  • 更年期障害の対症療法
  • 適度な運動とストレス解消
  • 原因疾患の治療

それぞれ詳しく解説します。

生活習慣の見直し

体の不調を回復させるためには、規則正しい生活リズムを心がけましょう。特に、睡眠の質を向上することは心身の回復を促すためにも重要な要素です。

就寝時間と起床時間を一定にし、7〜8時間の睡眠を確保するよう努めましょう。また、日中に短い仮眠を取ることも効果的です。

規則正しい生活を送ることで、自律神経の乱れが整い、体のだるさや倦怠感などの不調の回復につながります。

食生活の改善

規則正しい生活を送れるように、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂取することが大切です。

鉄分不足は貧血の原因となり、だるさを引き起こしやすくなるため、鉄分を多く含む食品を積極的に摂りましょう。

また、不足しがちな栄養素はサプリメントで補う方法もおすすめです。栄養バランスの偏りが気になる人や栄養バランスの取れた食事の用意が難しい人は、サプリメントを食事にプラスしてみてください。

姿勢の改善

日頃、デスクワーク中心の仕事をしている人は、定期的に姿勢を正す意識を持ちましょう。

背筋を伸ばし、肩の力を抜くことを心がけます。また、長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに体を動かすことも大切です。

姿勢が改善されると、筋肉の過緊張や血行不良が回復され、体のだるさが軽減できるでしょう。

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更年期障害の対症療法

更年期障害による症状が強い場合は、そのまま放置せずに早めに婦人科を受診しましょう。

一つ一つの症状に対する対症療法として、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、症状を軽減する治療法があります。

例えば、手足の冷えには湯たんぽや温かい湯船に浸かるなど、体の内側から温める対策、頭痛に対しては鎮痛薬を服用するなどの対応方法です。

このような症状を緩和するために、医師と相談しながら、自分の症状や体調に合った治療法を見つけていきます。

適度な運動とストレス解消

適度な運動はリフレッシュにつながり、体のだるさを改善する効果があります。ウォーキングやストレッチ、ヨガ、水泳など自分に合った運動を見つけましょう。

ただし、体のだるさが強すぎる場合は激しい運動や長時間の運動を避け、無理なく体を動かすようにしてください。

また、趣味や友人との交流など、ストレス解消法を持つことも大切です。人と楽しく会話をすることでストレス解消になり、心身の不調を改善することに役立ちます。

原因疾患の治療

体のだるさが長期間続く場合は、潜在的な健康問題がないか、医療機関で検査を受けることをおすすめします。

甲状腺機能や貧血の検査など、必要な検査を受け、原因疾患がある場合は適切な治療を受けましょう。適切な検査・治療を行えば、疲労の改善が期待できます。

50代女性の体のだるさに対するセルフケア方法

50代女性が体のだるさを感じる場合、セルフケアで解消する方法もあります。主に、以下の4つの方法です。

  • アロマセラピーでリラックス効果
  • 入浴による血行促進
  • セルフマッサージで気分転換
  • 姿勢と筋肉をセルフ調整

それぞれ詳しく解説します。

アロマセラピーでリラックス効果

アロマセラピーは、植物から抽出された精油を用いた自然療法です。アロマの香りを鼻から嗅ぐことで、自律神経系を整える役割を発揮します。

主に、ラベンダーやベルガモットなど、リラックス効果のあるエッセンシャルオイルを使ったアロマセラピーは、ストレス解消や睡眠の質の向上に効果があります。

入浴する際にお風呂に精油を垂らしたり、マッサージオイルとして使用したりしてみましょう。

入浴による血行促進

入浴は体を温め、血行を促進する効果があります。

38〜40°Cのぬるめのお湯に20分程度浸かることで、新陳代謝が活発になり、疲労回復やリラックス効果が期待できるでしょう。

また、入浴により血行が促進されると、筋肉の疲労緩和や老廃物の排出、脚のむくみを解消などの効果も得られます。

入浴の方法として、湯温は40〜41℃で10〜15分、ゆったりと全身浴をしてみましょう。入浴剤を使用すると、よりリラックス効果があります。

セルフマッサージで気分転換

セルフマッサージは、気分転換やストレス解消に役立つリフレッシュ方法です。

マッサージによって、皮膚に心地よい刺激が加わると、脳内で「オキシトシン」や「セロトニン」などのホルモンが分泌され、リラックス効果が得られます。

また、肩や首、足などの疲れやすい部分をセルフマッサージすることで、筋肉の緊張が緩んで血行が促進され、だるさが軽減されます。

特に、入浴後や就寝前に行うと効果的です。

姿勢と筋肉をセルフ調整

猫背や骨盤のゆがみ、ストレートネックなどによる姿勢の悪さが慢性化している人は、首や背中のこり、痛みから、体のだるさを強く感じることが多くあります。

これらの悪い姿勢を改善し、正しい姿勢を維持するためには、背中や腹部の筋肉を強化したり、ストレッチを行ったりすることが効果的です。

ストレッチや簡単なヨガのポーズを日常的に行うことで、姿勢の改善や筋肉のバランス調整が期待できます。

特に、デスクワークの合間や起床時、就寝前など、日常生活の中に取り入れやすいタイミングで行いましょう。

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50代女性の体のだるさはセルフケアで改善を!

体のだるさは50代女性にとって悩ましい問題ですが、その原因を理解し、適切な対策を取ることで改善が可能です。

健康的で活動的な毎日を送るために、日々の生活習慣の見直しや自分に合ったケア方法を見つけ、実践していきましょう。

自分の体と向き合い、無理のない範囲でセルフケアを続けることで、いきいきとした50代を過ごすことができます。

カラダの学校は、「自分のカラダを自分で治す」ために、オンライン整体プログラムを実施しています。

筋肉を緩めるスキルや姿勢を整えるスキル、正しい知識と健康に対する考え方や習慣を身につけられる、独自のメソッドを提供しています。

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  2. 痛みの原因と治るまでのプロセス
  3. 「見た目の良い姿勢」と「カラダに良い姿勢の違い」
  4. 再発率0%までのプロセス
  5. 腰痛、坐骨神経痛、膝痛のメカニズム
  6. 痛みのでない姿勢へのセルフ矯正方法
  7. 効果絶大のセルフ筋膜リリース方法
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