腰痛からくる足のしびれを解説|改善方法や病院を受診するポイントとは

しびれる腰を押さえる男性

腰痛と足のしびれは、関連がある場合があります。

中には、腰痛がつらく動けず、足のしびれが強くて長い距離を歩けない方もいるでしょう。

この記事では、腰の痛みと足のしびれの原因や、腰痛で出た足のしびれの改善方法、病院の受診などについて解説します。

この記事の監修者:KARADAコンサルティング代表 氏原 大貴

理学療法士など5つの資格・認定を習得。業界を10年以上を経験し、「のぞみ整体院」を6店舗運営。

自分のカラダを自分で治せる人を増やしたいという想いから、店舗で提供するだけでなく、オンラインという環境を活かして全国へ情報を届けようと決意し、KARADAコンサルティングを開始。

「まず自分で治してみる」を第一選択にし、身体の辛さから楽になる人がひとりでも多くなるよう活動を行っている。

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目次

腰の痛みと足のしびれの原因となる病気

足のしびれでしゃがむ男性

腰の痛みや足のしびれがある場合は、以下のような病気が考えられます。

腰の痛みや足のしびれで考えられる疾患例

・腰椎椎間板ヘルニア

・腰部脊柱管狭窄症

・腰椎すべり症

・変形性腰椎症

それぞれ簡単に解説します。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨の間にある椎間板が変形してしまい、椎間板の中にある髄核という部分が椎間板を突き破って外に出てしまう病気です。

若い人に多く、損傷した椎間板の位置により、足の特定の場所に痛みやしびれ、感覚障害、運動障害などを引き起こします。

腰部脊柱管狭窄症

背骨には、脊髄という神経の束が走行しており、脊髄が走行する部分を脊柱管と呼びます。

この脊柱管が何らかの原因で狭くなり、神経を圧迫することで足のしびれや、筋力低下、長距離の歩行が困難になるなどの症状が出ます。

主に男性に多く、背骨周りの靭帯が肥厚したり背骨が変形したりして、神経を圧迫してしまう場合が多数です。

腰椎すべり症

背骨は本来緩やかなカーブを描いて、綺麗に配列されています。

すべり症になってしまうと、背骨の綺麗な配列が崩れ、背骨がずれてしまいます。

背骨がずれた結果、神経を圧迫すると、足にしびれや痛みが出てしまいます。

変形性腰椎症

腰骨を構成している腰椎が変形してしまう病気です。

中年〜高齢の方に多くみられ、骨棘と呼ばれる過剰な骨ができてしまうことが特徴です。

変形した部分が神経を圧迫し、足にしびれや筋力低下などが出る可能性があります。

腰の痛みや足のしびれの原因

PCのキーワードを打ち込む手元
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腰の痛みや足のしびれが出る病気になってしまう原因は、さまざまなものがあります。

代表的な原因は以下の通りです。

腰の痛みや足のしびれの原因例

・年齢

・運動不足

・姿勢の悪さ

・長時間の同じ姿勢や同じ動作の繰り返し

それぞれ解説します。

腰痛や足のしびれの原因① 年齢

年齢を重ねると、骨の変形や椎間板の変形が見られるようになってきます。

変形が重度になると、変形性腰椎症や腰部脊柱管狭窄症と診断されるようになってしまいます。

若い人は基本的に骨の変形などは起こりにくく、中年以降から注意が必要になってきます。

腰痛や足のしびれの原因②運動不足

運動が不足することで筋力が落ちてしまうと、背骨を支える筋力まで落ちてしまいます。

筋力が落ちた状態では、背骨への負担が大きくなり、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎滑り症などの可能性が出てきます。

腰痛や足のしびれの原因③姿勢の悪さ

特に座った時の悪い姿勢は、腰に悪影響を及ぼします。

立っている時よりも座っている姿勢の方が腰にかかる負担は大きく、長期的にはヘルニアの可能性も考えられます。

腰痛や足のしびれの原因③長時間の同じ姿勢や同じ動作の繰り返し

長時間同じ姿勢を続けるデスクワークの方や運転手、工場内での作業員の方などは、同じ姿勢や同じ動作を繰り返すため、身体の一定の部分に負担がかかりやすい状態です。

小さな負荷でも身体の同じ場所に負担がかかり続けると、痛みや機能障害につながります。

腰痛による足のしびれの改善方法

腰の整体施術

腰痛による足のしびれの改善方法は大きく分けて保存療法と手術療法の2つに分けられます。

それぞれの改善方法を解説します。

保存療法

保存療法は、薬物療法、運動療法、装具療法に分けられます。

薬物療法は、しびれを改善したり、痛みを軽減したりするお薬を処方してもらい、症状の改善を狙う病院での治療法です。

神経の圧迫を取り去ったり、骨の変形などを改善したりするわけではないため、根本的な改善にはならない場合が多数です。

運動療法は、筋力トレーニングやストレッチなどを用いて、腰痛や足のしびれを改善する方法です。

リハビリなどで運動を行い、症状が出にくい身体の使い方を学んだり、姿勢を改善したりします。

装具療法は、コルセットを処方してもらい、外部から腰を安定させて症状の改善を目指す方法です。

医師の指示に従い、しっかりと装具を装着することがポイントです。

手術療法

ヘルニアの摘出や神経を圧迫している部分の除圧、背骨の固定術など、患者さんの状態により医師が最適な手術を選択します。

入院期間や得られる効果など、医師とよく相談しながら手術を行うかどうか決めるようにしましょう。

腰痛による足のしびれへのストレッチ

ここでは、腰痛による足のしびれへのストレッチを3つご紹介します。

くれぐれも無理のないように行ってください。痛みやしびれが強くなる場合はすぐにストレッチを中止しましょう。

太ももの裏を伸ばすストレッチ

太ももの裏を伸ばすストレッチ
  1. 床に足を伸ばして仰向けになります。
  2. 片足の膝裏を抱きかかえ、30秒程度ももの裏をストレッチします。
  3. 反動をつけないようにストレッチをし、ストレッチが終わったらゆっくりと元に戻ります。ストレッチは3セットほど行いましょう。

太ももの前を伸ばすストレッチ

太ももの前を伸ばすストレッチ
  1. 立った姿勢で片膝を曲げ、つま先を持ちます。
  2. つま先を持った足の付け根も伸びるように、太ももの前を伸ばします。
  3. 少し痛いくらいの強さで30秒程度伸ばします。
  4. 反動をつけないようにストレッチをし、ストレッチが終わったらゆっくりと元に戻ります。ストレッチは3セットほど行いましょう。

お尻を伸ばすストレッチ

お尻のストレッチ
  1. 床に仰向けになります。
  2. 左足を曲げて、腰をねじりながら右側に倒します。このとき、肩は床から離れないようにします。
  3. お尻が伸びるのを感じながら、30秒程度ストレッチします。
  4. 反動をつけないようにストレッチをし、ストレッチが終わったらゆっくりと元に戻ります。ストレッチは左右それぞれ2セットほど行いましょう。

腰痛で足のしびれが出たら、病院の受診は何科?

腰の整体施術

腰痛で足のしびれが出た場合は、整形外科に受診をするようにしましょう。

レントゲンやMRIなどを用いて、しびれの原因を特定してくれるはずです。


場合によっては、医師からリハビリをするように言われるかもしれません。リハビリを推奨される場合は、担当のスタッフとよく相談しながら、適切な運動を続けてみましょう。


とはいえ、日々ご自身で対処することも大切です。病院を受診した後は、ご自身でできるストレッチやトレーニングなどを行うことで改善に近づくでしょう。

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  4. 再発率0%までのプロセス
  5. 腰痛、坐骨神経痛、膝痛のメカニズム
  6. 痛みのでない姿勢へのセルフ矯正方法
  7. 効果絶大のセルフ筋膜リリース方法
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